2022年3月、熊野で2軒目の家を取得しました。
その2は、新たな家の取得の絶対譲れない条件について。
その1は、不動産会社を通さずに個人間売買での取得を試みてうまくいかなかったこと。
ついに空き家バンクで理想的な物件に出会う
空き家バンクの情報は、インターネットに公開されています。
住んでいる自治体だけでなく、隣接する自治体も含めて調べまくり、場所、家の状態、トイレはどうかをチェックしました。
隣接する自治体といっても、町村合併を繰り返してかなり広い範囲が同じ市内になっています。いい場所だなと思っても、車で片道1時間ぐらいかかるのでは遠すぎます。
遠くで魅力的な物件もありましたが、遠すぎて通いにくくては仕方ない。車で30分以内の物件に絞って、さらに探しました。
そして、ついに見つかりました。
場所は隣町、車で30分以内、小ぶりな平屋と田畑つき、そしてトイレは浄化槽が整備されて水洗。条件にピッタリです。
当初予定していた金額よりも大幅に高くなったものの、浄化槽の工事が不要、お風呂の給湯も電気温水器がついているということで、購入後の費用がかからないのでよいでしょう。
ということで、さっそく空き家バンクを管理している自治体の担当部署と連絡を取りました。
空き家バンク取得の流れ
空き家バンクから家を所有するまでの流れです。
- 空き家バンク情報から希望の物件を探す
- 希望の物件の内覧するため、自治体関係部署と連絡をとる
- 物件を管理している不動産会社さんと内覧日時を決める
- 不動産会社さんと、金額、条件を詰める
- 売買金額決定、売買契約日を決める
- 売買契約、支払い(農地が付属している場合は1割のみ支払い)
- 農地が付属している場合は、農業委員会に農地法第3条の許可の申請をする
- 農地法第3条の許可がおりたら残金の支払い
- 所有権移転登記、完了
一般の不動産の購入と違うところは、物件情報の管理に地方自治体がかんでいるところ。内覧は、自治体関係部署に連絡をとってから指示をあおぎます。
物件によっては、不動産会社を介さずに売主さんと直接売買となっているもものもあります。直接売買は、不動産仲介手数料がかからないから売主、買主ともに削減になるメリットはあります。が、デメリットもあります。
詳しくはこちらを。
各自治体によって、空き家バンクからの物件取得は、他の地域からの移住してくることが条件だったり、セカンドハウス的に取得することも認めていたりと条件が違います。
今回みつけた物件の自治体は、セカンドハウス的な取得も認めてくれました。
自治体の担当者から、物件の所在地住所、管理している不動産会社さんを紹介されました。空き家の所有者さんは、県外に住んでいるため、内覧日時は少し先になるとのことでした。
住所を教えてもらったので、内覧はできないけれど、場所の確認と周辺環境、外観の確認のため、物件を直接見に行くことにしました。
そこで思わぬことが起こったのです!?
長くなったので、今回はここまで。